更新日:2016. 11. 25.
無光触媒リン酸チタニアとはどんなものなのか??
そもそも触媒とはなんなの??
そもそも触媒とは・・・
一定温度での化学反応の速度を増大させながら、反応終了後も反応前と同じ状態で存在するため化学量論式には現れない物質をいいます。反応速度を著しく増加させ、自身は反応の前後で変わらない物質。(ここではリン酸チタニアを指します。)
つまり触媒は「化学反応の反応速度に関与」するものの「触媒自体は変化しない」ものであるということがわかります。身近なもので分かりやすく下にまとめてみました。化学反応という言葉はあまりなじみが無いかもしれませんが、”発酵”という言葉はなじみがありますよね?その発酵は実は酵素の触媒作用によるものなんです!そこで大豆から味噌が出来る流れを例に触媒について説明したいと思います。
例えば茹でた大豆はほっといても発酵が進行し、やがては味噌になります。(実際にはならない)しかし、大豆に全く手を加えずに自然に発酵が進行させるにはとても時間がかかります。そこでここに酵母を加えるとどうなるでしょうか?
通常よりも速く発酵が進行し、より早く味噌が出来ます。コレは酵母には発酵を促進させる効果があるためです。
このように発酵を促進させる酵母は、化学反応を促進させる触媒と同じ働きをしているんです。つまり酵母は発酵を促進させるものの、酵母自体はそのまま変化しないであり続けるんです。
つまり無光触媒とは空気中に含まれる水分子を取込み酸化還元作用により有機物分解性と親水性作用を発揮し、消臭・抗菌の効果を生み出しているのです。
無光触媒リン酸チタニアの効果
「リン酸チタニア化合物」の消臭作用
「リン酸チタニア化合物」は脱水縮合することで、イオンを溶出しやすいH₂O₂のような表面を形成します。イオンは酸素と乖離して生じるので不安定な状態にあり、安定する為に悪臭ガスの酸素と直接化学反応し、酸性とアルカリ性の中和反応や、酸化反応する事で悪臭成分を無臭化します。
「無機系抗菌剤」の抗菌作用
「リン酸チタニア化合物」は脱水縮合により、イオンを溶出しやすいH₂O₂のような表面を形成します。イオンは酸素と乖離して生じるので不安定な状態にあり、安定する為に細菌の酸素と化学結合しようとして、細菌の核に浸透し分裂を阻止します。細菌は細胞分裂ができず、タンパク合成の阻害を起こし死滅すると考えられます。
大阪市(大阪市立工業研究所)共同特許 抗菌・防カビ[特許番号:3829640号]このリン酸チタニアを製品化したのは弊社が扱うコーティング剤です。
・硫化水素 (生ゴミ臭など)
施工シチュエーション
ウィルスの不化や消臭効果が年単位で持続する事から様々な業種の企業、個人様からご依頼を頂いております。車内、オフィス内、飲食店、フィットネスジム、ボクシングジム、個人タクシー、自家用車、老人介護施設、ホテル客室など様々です。最近では個人タクシーを経営されているお客様が乗車するお客様に安心して頂きたいとご依頼頂きました。
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